「姫怪盗と危険な求婚者」
「姫怪盗と危険な求婚者」
地味姫と呼ばれるフローラ王女の裏の顔、それは華麗に世を騒がす美貌の大怪盗シュバルツ! そのシュバルツへ大胆に宣戦布告をしてきた青年が、なんと隣国の王子としてフローラ姫の前に現れた! もしかして正体がバレてる!? 意味ありげに口説いてくる王子クレメンスに、必死に地味姫を演じるフローラだったが……気づけば王子の花嫁最有力候補に? 腹黒王子の仕掛ける恋の罠に、姫怪盗の運命は!? トキメキのラブバトル!
(「BOOK」データベースより)
好きな作家さんの一人である宇津田晴さんの新作「姫怪盗と危険な求婚者」。
お姫さまで怪盗って!?って思ったのですが、読んで納得。
“怪盗”といってもきちんと理由がり、その役目を代々王族が担ってきたという理由にも納得です。
普段は華麗な美貌もその存在感さえ隠し、“地味姫”と呼ばれるフローラ王女。
が、それはすべて大怪盗シュバルツという、お役目のため。
そんなフローラ王女に大国の王子・クレメンスが接近!
怪盗シュバルツであるというフローラの秘密を知っているようで・・・!?
フローラが“天然気障男”と呼ぶクレメンスは、わりと好きなキャラ。
フローラとクレメンスの気持ちのすれ違いっぷりが面白いです。
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「幽霊伯爵の花嫁 -闇黒の魔女と終焉の歌-」
「幽霊伯爵の花嫁 -闇黒の魔女と終焉の歌-」
サアラの妊娠を喜ぶコルドン家に、魔女と呼ばれる悪霊復活の報せが!ひとり対処に向かったジェイクは隠されたある事実に気づくも、追ってきたサアラを魔女の生贄に要求されて!?様々な思惑が錯綜する中、鉄壁の無表情で心を隠すジェイクにサアラの不満は募り…?「愛しい旦那様は、自分の手で繋ぎ止めなければなりません」-悩める息子と他家の墓守親子も巻き込んで、高らかに愛を謳歌する最強花嫁物語、堂々の最終巻。
(「BOOK」データベースより)
宮野美嘉さんの「幽霊伯爵の花嫁」シリーズ最終巻!
「幽霊伯爵の花嫁 -闇黒の魔女と終焉の歌-」。
墓守である幽霊伯爵・ジェイクの元に13番目の花嫁として嫁いできたサアラ。
そんなサアラが妊娠したことを知り、同時に舞い込んだ魔女と呼ばれる悪霊復活の知らせに、逃げるように一人で対処に向かったジェイク。
そんなジェイクを追っていったサアラは、聖女の幽霊に憑りつかれるは、魔女の生贄にされそうになるは・・・と身重の体にはちょっと過酷な状況に!?
が、そこはサアラ。平然としたもの
亡くなったジェイクの父・クロードも幽霊となって登場です!
ジェイクの両親は、死んだ後に幽霊となって息子の嫁と顔を合わせることになるのですね・・・
さすがは、幽霊伯爵!
父親であるジェイクの愛情を感じられず、自分以外にジェイクの子供が出来ることに不安と戸惑いを感じるエリオス。
見た目はサアラと変わらないエリオスですが、実年齢はまだまだ少年。
エリオスの葛藤とその後のエピローグ的な中で、生まれてきた妹を溺愛する姿が印象的。
魔女と聖女の真実と、幽霊と生者の家族愛やら夫婦愛など、盛り沢山な最終巻です!
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タグ : ルルル文庫
「精霊王の契約者 -騎士と乙女の恋愛狂想曲-」
「精霊王の契約者 -騎士と乙女の恋愛狂想曲-」
音楽で精霊の加護を受ける世界。『憂いの姫君』と呼ばれるカルラは、顔とバイオリンの腕は超一流な守銭奴。そんな彼女が、世界を守護する精霊王の契約者に!?つい高額報酬に騙されて、カルラは演奏に足りない“愛”を学ぶハメになるがー現れた恋愛指南役は、爽やかな笑みを浮かべる出世第一主義の曲者騎士!「あんたと私で、どうやって愛が学べるのよ!」世界とお金と出世のため、猫っかぶり同士の打算的疑似恋愛がはじまる!-。
(「BOOK」データベースより)
宇津田晴さんの新作「精霊王の契約者 -騎士と乙女の恋愛狂想曲-」。
読みきりです。
見世物小屋でバイオリンを弾く芸人・カルラ。
赤ん坊の頃に森に捨てられて狩人に拾われ、すぐに見世物小屋に売られたカルラは、見目麗しい外見に反して、図太く強かな守銭奴。でも、かなりのお人好し。
ある日、カルラが町で助けた少年が、実は世界を守護する精霊王・シェーンハントで、カルラのバイオリンの演奏を聴いたシェーンハントは、空席になっていた自らの精霊王の契約者“ローゼントラウム”に、勝手にカルラを選んでしまい、有無を言わせず、見世物小屋から聖都へ連れて行かれてしまう。
勝手に契約者にさせられてしまったカルラは、その報酬にうっかり釣られてローゼントラウムになることを了承。
が、ローゼントラウムとしての責務を果たすためには、カルラのバイオリンの演奏では足りないものがあるという。
それは、“愛”。
生まれてこの方愛なんてものを知らずにというか、意識の外に追いやって生きてきたカルラには難易度の高い注文。
そんなカルラに“愛”を教えることになったのは、エリート騎士のレオン。
出世第一主義のレオンは、自分の出世と引き換えにこの役を了承し、カルラの聖騎士となり、猫っかぶり同士の二人が、打算で手を組むことに!
要は、周囲に“愛”を理解しましたと示せば良いと、恋人同士のように振舞う二人。
が、擬似恋愛が本物になり・・・ハッピーエンド♥
コノ手のお話しだと、精霊側と人間側が恋しちゃう感じが多いと思いますが、精霊王・シェーンハントは、外見は人間でも世界を守護する精霊らしく、博愛的な愛情の持ち主。
カルラとレオン、両方に愛情を持ってる感じが良いです。
カルラのような、逞しい女の子キャラも好き。
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「幽霊伯爵の花嫁 -彷徨う少女と踊る髑髏の秘密-」
「幽霊伯爵の花嫁 -彷徨う少女と踊る髑髏の秘密-」
熱愛中のコルドン伯爵夫妻のもとに、ジェイクを父と呼ぶ幽霊の女の子が現れる!騒然とする周囲をよそに、嬉々として母親宣言をするサアラだったが、ジェイクは頑なに少女へ近づくことを禁止して!?「私に隠し事をして、なんて酷い旦那様でしょう」愛する夫を悩ませるものは徹底排除!過去の秘事を暴く最強花嫁の決意とは?ジェイクとエリオスの母親である最初の妻との関係や、知られざるサアラとの出会いも明らかに!-。
(「BOOK」データベースより)
宮野美嘉さんの「幽霊伯爵の花嫁」第6弾!
「幽霊伯爵の花嫁 -彷徨う少女と踊る髑髏の秘密-」。
今回は、過去と現在が交錯する内容。
家族を失った直後の子供の頃のサアラが、ジェイクに助けられていた話は1巻で明かされてますが、その頃のことが詳細に描かれてます。
その頃にもサアラは、ジェイクに噛み付いていたのですね・・・
サブタイトルの「-彷徨う少女と踊る髑髏の秘密-」の“彷徨う少女”は、なんとっ!生まれて来ることが出来なかった、ジェイクの妹!
“踊る髑髏”は、かつてジェイクの母であるアシェリーゼの駆け落ちに付き合わされたコルドン家の墓守・バズ。
アシェリーゼとバズの駆け落ちの真相もすでに1巻で明かされてますが、こちらも詳細が分かります。
今回のサアラは、幼い幽霊を相手にしているせいかもしれませんが、なんというか・・・母性溢れる感じです。
息子に対する接し方の分からないジェイクの息子であるエリオスは、今回も健気です・・・
1巻を読んだ時、この最強花嫁夫婦のその後が読みたい!!と思った「幽霊伯爵の花嫁」も、いよいよ次巻でラスト!の模様。
どんな展開で終了するのか、楽しみです
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「幽霊伯爵の花嫁 -悪魔の罪過と忘れられた愛嬢-」
「幽霊伯爵の花嫁 -悪魔の罪過と忘れられた愛嬢-」
「きみは誰だ?」アスガント公爵領を騒がす幽霊と対峙したジェイクから、十年分の記憶が消えてしまった!愛妻も成長した息子も忘れ、冷たく拒絶してくる夫に、サアラは艶然と誘惑を宣言し!?同じ頃、騒動の原因である幽霊を追って、傲岸不遜な他家の墓守ギルが現れる。彼は、ジェイクの記憶喪失の原因を知りながら、決して協力しようとせず…?もう一度好きになってー。どんな不幸をも踏みにじり蹴散らす、最強花嫁の愛。
(「BOOK」データベースより)
アスガント公爵領を騒がす幽霊騒ぎを治めるため、サアラと共にアスガント公爵領に出向いたジェイク。
そこで、十年分の記憶を失くしてしまたジェイク。
ジェイクの記憶は、最初の結婚をし離婚したところで止まったまま。息子のエリオスは、2歳の幼児でしかなく、当然12歳に成長したエリオスを息子とは認識できないジェイク。
そんなジェイクが、サアラが自分の十七番目の妻と知り、いったい十年後の自分は何をしているんだ!?と動揺するあたりは、面白いです。
自分のことをすっかり忘れてしまったジェイクに、もう一度好きになってくれれば何も問題はない!と迫るサアラは、さすがです。
とはいえ、息子のエリオスの気持ちを慮って、ジェイクの記憶を取り戻そうとするサアラ。
そんなサアラとジェイクの滞在するアスガント公爵領にやってきた、ジェイクと同業の墓守のギルフォードとミゼルカ。とちらも個性的なキャラ。
アスガント公爵領を騒がしている幽霊は、このギルフォードとミゼルカに関わりのある幽霊で・・・
最後は、ジェイクの記憶も戻り、幽霊騒動も無事に解決!
迫るサアラとちょっと引き気味(?)のジェイク・・・の二人のやり取りは、やっぱり面白い!
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